Monday 21 June 2010

被爆者との出会い

5月いっぱいは、ニューヨークの国連本部で核不拡散条約のReview Conferenceがあった為、それに向けて日本からたくさんの被爆者がやってきました。

縁があって、この機会に通訳ボランティアを行うことになったけれども、何故か通訳だけでなく、ボランティアのコーディネートまですることになり、この1ヶ月はプライベートの時間が全てボランティア化したような感じでした。100人以上のボランティアを60以上のイベントに送り出すのは、簡単ではなかった~。そして血迷って、同時通訳なんてやったこともないことまでチャレンジしてみたり(あれってかなり難しいのね、もう二度とやらないと思う・・・)。

はるばる日本から、60~80代の高齢の被爆者が、かかりつけの医者から離れ、英語も分からず慣れない世界で、少しでも多くの人に証言を聞いてもらおうとやって来たのは、本当に素晴らしいこと!彼らの強い意志に、私はinspireされパワーまでもらい、少しでも役に立つことができたのなら嬉しい・・・。ニューヨークだけでなくニュージャージー、コネチカット、DCからも日本人のボランティアが集まって、その結束力は力強かったし、博士課程持ってるような人でも、「自由時間のお供できます」という謙虚に応援する人もたくさんいて、刺激や元気を逆に頂いた1ヶ月でした。

日本からもたくさんの記者の人が来ていて、朝日新聞とか毎日や読売にも載ったようで、みんなもその記事を見たことがあるかしら?機会があったら、ぜひいつか被爆者の話を実際に(テレビとかでなく)聞いてみてね~。唯一の被爆国である日本&日本人としてはなおさら、核兵器が実存する間はこのメッセージを伝えていくべきなんだな、って実感した5月: No more Nagasaki. No more Hiroshima. No more Hibakusha.

ラリーが始まる前にボランティア・リーダーへのbriefingをしているところ。この日に限って30度超えるとは!前日の爆弾騒動はまったく無かったかのようなタイムズ・スクエア。
 広島市長の秋葉さんの挨拶。ちゃんと英語で話してたぞ。
 左から2番目から、田中さん、坪井さん、国連でも証言された谷口さん
坪井さん嬉しそう。この人のパワーは本当に半端じゃない!
ひできくんがデザインしてくれたボランティア用のTシャツ。ありがとう!